ガレキ・クライム

ロックマンとその親戚みたいなやつのガレキを作ります。 そうじゃない時もあるかもしれません。

【ロックマンゼロ】非可動ガレキ レヴィアタン 制作過程【2】 表面処理

ロックマンゼロレヴィアタンのガレキ製作を続けていきます。

今回から作業机とのにらめっこが始まります。

 

 

 

塗装前までに行う大まかな作業は表面処理と軸打ち。

 

 

まずはパーツをよりよく知るために表面処理から行います。

 

 

全てのパーツがどこのパーツかを把握したいことと、塗装の持ち手をつける作業で楽をしたいのでどちら側に軸を打つのかをぼんやり考えながら処理していきます。

 

 

そのために軸打ちより先にパーツをたくさん触る、表面処理から行います。他の理由は後述。

 

 

最初に気泡やパーティングラインが段差になっている部分を処理していきます。

 

 

私が主に使っているパテは

 

タミヤ ラッカーパテ

ウェーブ・エポキシパテ[軽量タイプ]

サクラクレパス クレヨン ぐんじょう

 

の三つです。パテではないものが混ざっていますが、それとして使えます。

 

 

  

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

ウェーブ・エポキシパテ 軽量タイプ

 

 

 

パテらしきものは、理由があってこれらを使っています。

 

 

ポリパテを使わないのは主剤と硬化剤を混ぜる際に作業台が汚れてしまうからです。ガムテープ等使い捨ての台紙を用意して汚れを防ぐのが主流のようですが、そもそも使わなければその手間もかからないのでは?と思い、もう使っていません。

 

 

ポリパテの代わり(?)のペースト状のパテはラッカーパテを。値段が安いのは単純で良い魅力だと思います。盛って削ってを繰り返すと消費が激しいのでなおさら気になるところです。チューブをひねったらすぐ使えるところも個人的にかなりポイントが高いです。

 

 

ラッカーパテを使ったらパーツをドボンした時に流れてしまいますが、私は軸打ちの時に必ず瞬着を使うのでそれも加味しそもそもドボンをしません(瞬着もドボンで流れる)。ドボンせざるを得ない状況になったら、下地から塗りなおすかヤスリで頑張って剥がします・・・はい。そうならないよう、気をつけて塗装してはいますが。

 

 

ウェーブの軽量エポパテはスクラッチをする時に適している素材らしく、それ用に買っていたものですが勝手がよくガレキにも使っている次第です。値段がお高めなのと、他社のエポパテはタミヤのものしか触ったことがないので改善の余地あり。自分で試したことはありませんが、エポパテはドボンで流れないそうですね。

 

 

プラパテは・・・使ったことがないので・・・流れで。いつか使おうと思ってそのままになってしまってます。

 

 

光硬化パテは他マテリアルへの食いつきが悪かったような覚え、硬化後が硬すぎる(古い記憶なのでアテになりませんが)、値段が高いので使っていません。

 

 

瞬着系も硬化後が硬すぎてパテとしては使いません。ベビーパウダーと混ぜる方法は最近になってようやくやり始めたのでまだなんとも言えないのが正直なところです。

 

 

クレヨンはツイッターで見た方法をそのまま使わせて頂いています。

 

 

直径一ミリ以下の微細気泡にのみ使っています。微細気泡が一か所に集中していることがたまにあります。その時に活躍します。方法は簡単で、そこにクレヨンをこすりつけ、ティッシュ等の布でふき取る。これだけです。

 

 

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こんな理由でよく使うパテはこれらに収まりました。厚みが出る部分はエポパテを。ヒケ程度のへこみや半端な大きさの気泡はラッカーパテを使って気泡を埋めていきます。段差の処理はその時々です。

 

 

 

 

硬化後の削り作業で使っている道具は

 

 

 

ゴッドハンド 神ヤス 5mm #240 (4枚入) スポンジ布やすり

ゴッドハンド 神ヤス 5mm #240 (4枚入) スポンジ布やすり

 

 

 この辺りが主です。

 

 

ナイフは柄が太めで握りやすいところからこれを使っています。削り作業用とマスキングテープを切る用とで二つ用意してあります。

 

 

ヤスリは割高なものを使っていますが、曲面が多いガレージキットの表面を撫でるにはスポンジヤスリが具合がいい(事故りにくい)ことからこれを。スポンジ部分に厚みがある方が少ない力で削れてくれる気がします。色で番手がすぐ判断できるのもモチベーション低下を防ぐポイントとして大きい。

 

 

平面を削る時は自作したヤスリを使っています。

 

 

 

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ウェーブのヤスリスティック ハードのヤスリを剥がし、半分に切ったものに3MのキュービトロンⅡ220番のヤスリを貼り付けたものです。

 

 

貼り付け時は裏面のマジックテープのような部分をピンセットで剥がし、両面テープを使った気がします。気がする、というのはいつ頃作ったのか覚えていないからです。話題になった通り全然目詰まりしない為忘れてしまいました。

 

 

面出しをする時に金ヤスリのような全体の長さが長いものを使うと手に合わないのか歪んでしまうことが多いので短めのこれを使っています。

 

 

 

 

かなり長くなってしまいましたが、この辺りの道具、理由で表面処理をしていきます。この段階では仕上げの番手でヤスるまではせずに形を整えるだけにします。仕上げ後に軸打ちをしたら皮脂がパーツに付着して塗膜の剥がれやすさに繋がります。

 

 

 

 

ということで、ほとんどの表面処理を終え、記事を書くのに二か月弱かかってしまいましたがしっかり作業は続けていました。

 

 

作業したり記事を書いたりしているので、次の記事で載せようとしている軸打ちはシャークシールだけ終わっていたりします。

 

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ちょっとわかりづらいですが、お気づきの方がいるかと思います。

 

 

目のパーツがエポパテで覆われていますね?これは覆っているのではなく全てエポパテで出来ています。複製したってことですね。

 

 

それを含め、次回は複製・パーツ置換と軸打ちを中心に書き残していく予定です。あくまで予定ですが、その他に台座の話や塗装持ち手の話も合わせて塗装直前の作業まで持っていくつもりです。

 

 

 

 

今回は以上です。ありがとうございました。